トップページ
店舗で販売の商品
店舗でレンタルの商品
着物TPO
着物マナー
着付け出張サービス
着物と帯のたたみ方
着物が汚れた時
着物の寸法直し
源氏物語を読む
ゆかたの着付け
当店からのDM
メールのアイコン(ピンク)
  
 
 卒業式に女性が袴を着るようになった理由

日本の民族衣装である着物は、結婚式成人式七五三などの行事の際に着用します。その他、卒業式には女性が袴を着ることがあります。凛々しく、女性としての美しさを引き立てる袴ですが、そもそもなぜ女性が袴をはくようになったのでしょうか。こちらでは、その理由についてご説明します。

女性が袴を着るようになった背景

明治維新によって欧米文化が日本に入ってきた明治時代は、江戸文化と欧米文化が混ざり合い、様々なものが大きく変わった変革の時代です。女性の社会進出がはじまり、寺子屋の代わりに女学校ができました。女性が外に出る機会が増えたことで、活動しやすい袴を着用するようになったといわれています。

また、明治初期には女性用の袴が考えられ、女学校の制服として広まっていきました。欧米文化が混ざり合った明治時代には、袴姿に西洋風のヘアスタイルや編み上げブーツなどを組み合わせて、個性的でオシャレなファッションが流行っていました。

卒業式に着るようになったのは

昭和になってからは、女学生の制服は少しずつ洋装であるセーラー服に変わっていきました。しかし、袴姿で卒業式に出席する先輩たちの姿に憧れた女学生たちが、卒業式という晴れの舞台に、袴姿に出席し定着したと考えられています。もともと袴は制服であったことから、すんなりと定着したのでしょう。

女性用の袴は、明治時代に女性が社会進出の一歩を踏み出した際に着用していた着物です。卒業式は新たなるスタートの日だからこそ、袴で出席してみてはいかがでしょうか。

大阪市平野区にあります「さがの呉服店」では、着物レンタルを行っています。女性用卒業袴や振袖、留袖などのレンタルを行っていますので、結婚式や成人式には、ぜひ「さがの呉服店」でお選び下さい。卒業式用の袴レンタルは、小振袖・長襦袢・帯・重ね衿・袴がセットになっています。

また、大阪市平野区内であれば着物レンタルに加えて、着物の着付け出張サービスも承っております。着物レンタルや提供しているサービス内容でご不明点がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。