浴衣の準備
◇ 下着
ゆかたと帯は買ったけど、後は何がいるのかわからない人へ。
まず必要なものを準備しましょう。「ゆかたの基本セット」といって、
下着、紐類、伊達帯などが入って3000円ぐらいのものが売られています。
何も持っていないのなら、それがけっこうお得かもしれません。
浴衣基本セットの価格
安いものから高いものまでいろいろありますが、しょせん下着なのでそれほど投資しなくてもいいでしょう。
和装用下着、腰紐2本、コーリンベルト(両方にはさむためのクリップがついたゴムのひも)、伊達締めあたりが入っていれば充分です。
下着浴衣は本来は湯上りの素肌に着るものだったのですが、今はおしゃれ着として着るし、浴衣も汗になりやすいので、下着は着ましょう。着物用に、うちあわせ 式ですそよけのついたのもあるけど、普段着ているキャミソールやスリップでも十分。下着がゆかたの打ち合わせから見えなければいいのです。 ただし今年のように白などの薄い色のゆかただと、ちゃんとしたゆかた用の下着の方が無難かも。意外と透けて見えるので。 ブラはしないかスポーツブラで。胸の大きい人はなるべくおさえるような感じにしましょう。 胸の合わせ目がくずれやすいので。きちんとおさえる時は晒しを巻いたりするそうです。 |
|
腰ひも腰紐は、とりあえず1本、出来れば2本。細いと体にくい込んで苦しくなるのでふんわりと太めなのがいいです。 |
|
コーリンベルトコーリンベルトというのは、両脇にクリップのついたゴムのベルトのこと。ワンタッチベルトともいいます。襟の両端をはさんでひっぱるようになっているので、着崩れしなくて安心です。 |
|
伊達締め伊達締めは、いろんなタイプがあります。昔ながらの旅館のゆかたについてくるような細い帯タイプ。 簡単に面テープでくっつくゴムのベルトのようなもの。それの夏用でメッシュタイプ。 前側が布で両脇にゴムが入って紐で結ぶタイプなどです。 いずれにしろ伸縮性おあるものが楽です。 ゴム引きのはちょっと暑いかも。 伸縮性のある伊達締めをひとつ持っていると、他の着物のときにも使えて便利です。 |
|
※他にも補正用といって、タオルや和装用ブラをつけるように書いてあったりしますが、なにしろ暑いので、なるべく使わずにいきましょう。